5/27読了。新聞書評に誘われて購入。知らない世界に足を踏み入れたかった。脳内で、のっぺら白地図だった中東。読み終えると解像度が上がったと感じる。※イスラエル周辺に限るけどね。
この本を読むことの効用。俗っぽくニュースが分かるようになるということ。2026年6月現在、イランとイスラエルの緊張状態が続いている。さらにアメリカが加勢し事態が複雑化している。
石油利権だけでは理解できない不可思議な暴力的外交の構図。ところがどっこい。これを読めば分かる。100年、200年続くオリエンタルとシオニズムの衝突。いま起きている戦争はその一端である。顕在化したアラブ人とユダヤ人のコンフリクトである。
本書を遥か彼方の民族衝突と読み捨てるなかれ。対岸の火事ではない。今まさに日本で起きている外国人との軋轢も通ずる。
連帯を叫ぶ現代でも結局は分断に支配され我々は孤立を強いられる。明確な答えがないまま時間薬にたよるためエージングに耐えられる理由を探しているのかもしれない。


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