X卒業

依存症と認識できたら後は簡単。距離をおくだけ。

昨日X(旧Twitter)アプリをアインストールした。理由は簡単。すごく時間を盗られているから。とはいえ時間を突っ込んでいるのは私なんだけどね。

感覚的には朝起きてチラリ、通勤途中にチラリ、寝る前にチラリとアプリを開いているつもりだったが1日で2〜3時間閲覧していてびっくりした。

びっくりしながらも心当たりはありあり。通勤往復2時間。そのうち半分閲覧してたら1時間。加えて寝る前1時間。これだけで2時間だもんね。

ブログに載せたかった正確な時間は消えてしまった。Xアプリを削除したらiPhoneのスクリーンタイムの記録も無くなってしまったのだ。残念。

Xアプリには中毒性があると思う。携帯を開いたら親指がXのアイコンをタップしている。私の意思とは裏腹に。もはや自動的に。

私はXは見る専門。投稿はほぼしない。それでこの中毒性。魅力は何だ?あまり上手に説明できない。流行りの情報に触れられるとか投稿者との距離が近いとかあるが、必要不可欠でもない。

魅力で開くのではなく習慣でやってる。そっちのほうがしっくり来る。この感覚は知っている。依存症だ。

私は過去に2つの依存症を経験した。ニコチンとギャンブルだ。ニコチンは普通の紙巻タバコだ。1日1箱程度を15年は吸っていた。禁煙チャレンジは何度もやってことごとく失敗した。吸わないと、そわそわ、した。吸ったらしっくり来て自分を取り戻した感覚があった。

ギャンブルはスロットだ。20年くらいやった。学生のときに知って暇さえあれば行っていた。最後は強迫観念みたいなものまであった。打ちたく無いけど、「打たないといけない!」みたいな気持ちになっていた。

どっちもそんなに魅力のある物ではない。当時でさえそう思っていた。なのに辞められなかった。メシの後に一服のタバコ。仕事帰りはホールへ直行。習慣化していた。お昼ご飯くらい習慣化していた。私の意思とは無関係に身体が欲するのだ。これはまいった。

Xも同じ感じ。夜12時過ぎてもスクロール止まらないときがある。眠いけど投稿読みたい。読みたいのは私の意思ではない何か。脳ミソの処理回路のバグみたいなもんで、本人の意思とは無関係に指令がでちゃうんだと思う。

そうなると、こちら側が出来ることは少ない。というより一つしかない。供給源を断つこと。これに尽きる。脳ミソが欲するイベントは存在しない、供給不可であることを体に知らしめ諦めてもらうしかない。

脳ミソを舐めてはいけない。彼らは手段を選ばない。切れるカードは全部使う。私の社会的立場など無関心に自身の欲求を満たしにかかる。

だから今回はアプリ削除。このスマホに無い。Xに繋がる手段が無いと脳に分からせるための削除。こうして距離を置くことでしか私は依存を克服できない。

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