坂道には自信があった。田舎育ちで山道は慣れたもの。急勾配を立ちこぎで登るなんてたやすい。
そんな私が木っ端微塵に吹き飛んだ。2年連続で。生駒山は恐ろしい。
リベンジ失敗。
先日、奈良に用事があった。
用事ついでに十三峠にチャレンジした。
ちょうど一年前、暗峠に挑みヒィヒィ言わされた。その借りを返すいい機会だ。
私だってこの一年遊んでたわけじゃない。10kmの自転車通勤を毎日続けて脚を鍛えた。自転車だって軽いギヤに交換した。思いつくことは全部やった。
だけど今年も登れなかった。足をついた。歩いて登った。
足つき直前のデジャヴ。体からSOS。「むりむりむりむりむりむり。」脳からの中止命令。たまらず脇道へそれる。ゼーハー100回。暗峠と同じ。これが来たら心が折れてしまう。サドルにまたがってもペダルを踏めなくなる。
でもだいぶ登った。どこら辺だろう。地図を確認。

熱中症。ギリセーフ。
残ライフ – (熱ダメージ – 涼し回復)✖️活動時間
ゼロになったら熱中症。常に熱ダメージが涼し回復を上回る。カーブの木陰でも熱波が襲う。
加えて蚊にたかられる。日陰から日向に出るたび顔の周りを飛び交う。払いのける動作が体力を削る。
叫ぶ。「つらーーーいぃッ!」
急ぐと熱ダメージが増える。遅ければ活動時間を圧迫する。トレードオフパラメーターの最適解を探る。
そういえば暗峠は水場があった。ライフ回復できた。十三峠には無かった。看板だけだった。Googleマップで調べても分からない。あてにしてたのに。
叫ぶ。「あぁぁぁぁぁぁッ!!あついぃぃぃ」
ギア比1の坂道仕様ロードでも敵わない。
てかギア比1だとスコスコ。踏み替えに体が追いつかない。
RD4700GSとST5600を組み合わせたことによる変速不調が脚を引っ張る。グイッグイッとこぎたい。でもスコスコ。辛い。
ST4700を入手して来年リベンジだ。(RD5600のGSは34Tに対応してない。)
つづら折りが続く。心が持たない。短い目標を探す。カーブのたびに達成感。叫ぶ。
トンネルだ!頂上だ!
下りは涼しい。ライフ回復。
目的地まではフラワーロードを選択。
ひどい。勾配がひどい。お花畑みたいなゆるゆる道を想像してたのに。
ブレーキかけ続けるから握る力が下がる。。
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