広島風お好み焼きの蒸し焼き理論

お好み焼き屋でバイトしていた学生時代。そこで会得した理論を記す。お好み焼きは蒸し料理である。熱い鉄板で焦さず蒸す知恵が随所に秘められている。調理手順をおさらいする。

1.生地を引く

2.キャベツ→もやし→天かす→豚バラの順にのせる

3.生地をまぶす

4.ひっくり返す

5.蒸す

6.空きスペースで麺を炒める

7.麺と合体する

8.卵にのせる

9.ひっくり返す

順に説明する。

1.生地をひく

生地は蒸し焼きのフタになるので大きい方が良い。加えて、次の工程でアレコレのせるときに一番下のキャベツを鉄板から守る役目もある。

2.具をのせる

キャベツは甘味担当。多くて困ることはない。もやしは蒸し焼きの水分供給。たっぷり乗せてキャベツをしっとりさせよう。天かすはスポンジ。余分な水分を吸い取りながら蒸し工程の最後まで水分を鉄板に絶やさない。豚バラの脂が焦げ付きを防ぐ。

3.生地をまぶす

キャベツがバラバラになるのを「ある程度」防ぐために生地をたらす。たらたらたら〜、とゆうよりも、へちへちへち〜といった量加減。かけ過ぎると蒸気の通り道を塞いでしまう。

4.ひっくりかえす & 5.蒸す

ひっくりかえしてとっ散らかったキャベツは生地をめくって返品する。みんなを生地の傘の下に入れてあげる。豚バラの溶けたアツアツ脂がもやしに達するともやしの水気が蒸発してキャベツの間をすり抜けて行く(のをイメージする)。

6.麺を炒める

お好み焼きを蒸している間に麺を調理する。麺はこのあと大切な仕事がある。今は気楽に炒める。

7.麺と合体する

麺の上は予熱調理のコースター。麺の上でお好み焼きはひと休み。その間もキャベツの甘みが増していく。そして麺の底はカリカリになる。

8.卵にのせる & 9.ひっくり返す

ここでは蒸し焼きの要素ゼロ。私は卵ダブル派。

以上 お好み焼きの蒸し焼き理論を記した。皆様のお好み焼きライフがより一層充実することを祈る。

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